乳がん全摘後の再建手術|先生から説明されたこと

窓辺でくつろぐ女性の後ろ姿 乳がん体験記

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乳がんの手術で右胸を全摘した私。

手術を受けるときは、乳房再建という選択肢があることは知っていました。

当時、私の住んでいる地域には全摘と同時に再建手術ができる病院がありませんでした。

一応、市内にはあるけど家からかなり遠く、入院期間も伸びるため、仕事にも影響が出るし、今はパートナーも居ないし、また後で考えようと思い同時再建は選択肢から外しました。

ちょうど無職の私。やるなら今?とぼんやり考えました。

今回は、私が再建手術について先生から説明されたことを、実体験として書いてみたいと思います。

乳房再建をすれば、左右同じようになる?

先生から最初に説明されたのは、再建しても左右をきれいに同じ形にすることは難しいということでした。

左右の胸をまったく同じようにするのは、経験豊富な先生でも簡単なことではないそうです。

実際に再建手術を受けた方の写真も見せてもらいましたが、私には左右の形の違いがわかりました。

もちろん、仕上がりには個人差があると思います。

誰でも多少の左右差は元々あるものなので(実際私も違いはありました)、気にならない人もいらっしゃると思います。

私自身は、再建すれば以前とまったく同じ胸に戻るというわけではないことを知り、簡単には決められないと感じました。

再建を考えるとき、気になったこと

再建について考えるなかで、私が気になったことのひとつが、今後の検査への影響です。

再建した場合、再発したときの画像検査はどうなるのだろう?

そんな疑問もありました。

先生からは、再建すると画像検査で状態が見づらくなることがある、と説明されました。

再建方法によっても違いがあると思いますが、私の場合は、今後の検査のことも再建を考えるうえで気になる点のひとつでした。

再建手術を検討するときには、見た目だけでなく、その後の検査や経過観察についても主治医に確認しておくことが大切だと感じました。

再建手術は、2回の手術が必要

私の右胸は全摘手術を受けているため、今も骨と皮膚だけという状態です。

あばらがくっきり浮き出ています。

先生の説明では、まず皮膚を伸ばすための手術を行い、皮膚が十分に伸びたあとに再建手術をするとのこと。

確かに、右胸は皮膚が「ピンっ!」と張った状態なので、何かを入れる余裕はありません。

つまり、私の場合は再建するまでに2回の手術が必要になるという説明でした。

手術が1回で終わるわけではないんですね。

皮膚を伸ばすのは・・・ちょっと痛そう💦

手術そのものだけでなく、何度も手術を受けることや、その間の時間についても考える必要があると感じました。

もし今手術前で、再建を考えているなら同時再建が負担が少なそうです。

手術をしなくても、胸の形を補う方法がある

先生からは、手術で再建する方法だけでなく、ヌーブラのように胸に貼り付けて使うタイプのものもあると教えてもらいました。

そういえば、昔ヌーブラって流行りましたよね?

ヌーブラのイメージ画像
※参考画像のヌーブラ 先生から見せてもらったものではありません。

再建手術を受けることだけが選択肢ではないんですね。

先生が教えてくれたものは温泉でも外れにくいと説明されました。

そして、本当に上手に作られていて、これも先生が写真を見せてくれたのですが、

左右差がほぼない!そしてちゃんと乳首も作ってくれるそう。

肌との境目もよーーく見ないとわからないほど。

温泉に入った時って、人の胸じろじろ見ないですよね?

昼間や朝の明るい露天風呂なら、違和感ある?かなぁ・・って感じで、

夜の露天風呂ならわからないと思います。それくらい自然。

ただね、それだけのクオリティなので、お値段が約30万円・・・( ;∀;)

ちょっと考えますよね💦

そして、こちらを選択した場合も年齢による変化で数年経つとどうしても左右差は出るので、本当に悩みます・・・

私の場合は再建手術をしたら、保険が効くので10万円前後です。
※各自治体で補助がある場合があるので一度調べられるのをお勧めします。

オーダーするタイプの人工乳房は約30万円との説明でした。

毎朝、胸にパットを入れる手間・・・それでも生じる左右差・・・と、まだ悩んでいます。

悩んでいるんですが、今は手術はしない方向で考えています。

例えば、水着になる場合や、友人・知人との温泉旅行の時には、使うシーンに合わせて購入したものを利用しようかと思っています。

シリコン製のバストや貼り付け式の人工乳房など、さまざまな商品が見つかりました。

ただし、商品によって用途や仕様は異なります。乳がん手術後に使用する場合は、手術した側の皮膚に使えるか、貼り付け方法や入浴時の使用条件などを販売店に確認してから選ぶことが大切だと思います。

※以下の商品は、私自身が使用したものではありません。購入前に商品の仕様をご確認ください。

再建するかどうかは、自分に合った選択を

乳房再建について先生から説明を受けて、私は、見た目だけでなく、手術の回数や今後の検査のことなど、いろいろな面から考える必要があると感じました。

再建する人もいれば、再建しない人もいます。

どちらが正解ということではなく、自分の気持ちや身体の状態、今後の生活に合った選択をすることが大切なのだと思います。

わたしの今の選択は、再建手術はしない。です。

ただ・・・今53歳なのですが、もし、仮にですが、この先パートナーが出来た場合や、

孫が出来て一緒にお風呂に入ることになったら。

その時は改めて手術を考えるかもしれません。

かわいい孫を怖がらせては申し訳ないですから。

乳がんの手術を受けた方や、これから再建を考えている方にとって、私の経験が少しでも参考になればうれしいです。

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