乳がんと診断されたとき、
これからの治療のことと同じくらい、不安だったのがお金のことでした。
手術や入院で、いったいいくらかかるだろう。
正直、考えれば考えるほど不安になったのを覚えています。
私自身、実際に乳がんの手術と入院を経験したので、
その中でかかった費用や、医療保険でどのくらいカバーできたのかを、
これから手術を受ける方の参考になればと思い、まとめました。
同じように不安を感じている方にとって、
少しでも具体的なイメージが持てる内容になれば幸いです。
結論|乳がんで実際にかかった費用
まず、わたしの状況を説明します。
乳がんのサブタイプはルミナルA、
告知を受けた時はステージ2aでしたが、
右側全摘手術(同時再建手術はナシ)を受けた時の病理検査でステージ0になりました。
まだ乳管内のみに留まっていたため、非浸潤ガンです。
手術後、放射線・抗がん剤治療無し、今現在ホルモン治療中です。
2024年7月にしこりを見つけて病院に罹ってから、
今日現在まで支払った医療費の総額は
¥329,680です。
細かく記入すると、
1.初回の診察から入院の約1月の間に¥91,460
詳細は、
- 自分でしこりを見つけて7月の初回の診察・検査代で¥9,360
- 2回目の告知を受けた時の診察と細かい検査代で¥11,910
- 入院・手術前までの検査(CT,MRI,PET検査)の総額が¥70,190
2.入院・手術代が¥144,452
3.退院後の傷の診察と病理検査結果の時の診察代が¥2,398
4.診断書合計¥15,700
詳細は、
- 保険会社へ医療保険を請求するための診断書¥15,400
- 協会けんぽへ傷病手当請求のための診断書代¥300
5.退院後の毎月のホルモン治療の診察・薬代合計が¥75,670
(検査などで毎月金額は変わりますが、¥2,300~¥7,000程度)
※いま通っているクリニックでは、3ケ月に一度血液検査、
半年に一度のエコー検査、年に一度のマンモグラフィ・CT・レントゲン検査で しっかりと経過を見てもらっています。
乳がんの入院・手術でかかった費用の内訳
上でも書いていますが、入院・手術代¥144,452(高額療養費制度利用)
詳細は、
- 手術や治療の自己負担金額¥83,914
- 食事負担額¥4,900
- 個室料金¥52,800
- レンタルパジャマ・タオル類¥2,838
手術代等の項目は点数で書かれてあるので、詳細な金額はわかりません。
もし、大部屋に入院していたら、個室料金がかからないので
¥91,652で済んでいました。
日本の健康保険制度は本当にありがたいです。
入院中6日間、なんの不自由もなく手厚い看護をしてもらえて、この金額。
日本人で良かったと心から思います。
マイナンバーカードを使ったので、特に高額療養費の手続きは必要ありませんでした。
医療保険で実際に受け取った給付金
わたしは、住友生命とライフネット生命で保険の契約をしています。
住友生命からは手術・入院給付金合わせて69万円、
ライフネット生命からは一時金の50万円+治療費10万円で計60万円、
合わせて129万円の給付金が振り込まれました。
住友生命は、わたしが28歳のときに契約した保険で、女性特約付き。
ライフネット生命は非浸潤ガンでも一時金が出るような契約。
ライフネット生命はそれとは別で、ガンの治療費も継続的にもらえます。
ホルモン治療でも治療が終わるまで毎月10万円ずつ年間120万円もらえます。
ライフネット生命からがんの治療費をもらえるのを知らなくて、卵巣手術で後日電話をしたときに、オペレーターさんが乳がんの治療費ももらえるって教えてくれました。
すぐに、クリニックで診断書をもらい、請求しました。
もしかしたら、わたしのようにホルモン治療だけでももらえる事をご存じない方がいらっしゃるかもしれません。
請求漏れがないように、一度ご自身の保険の契約内容を確認されることをおすすめします。
自己負担はいくらだったのか
上記で書いている¥329,680は病院に支払った金額です。
入院の際に持参した下着や、本、飲み物など持参したものの合計は1万円くらいだと思うので合わせて34万円くらいだと思います。
仕事を休んだ3週間はお給料はなしで、協会けんぽから傷病手当がもらえました。ただ、お給料の6割ほどの支給額だった記憶があります。
生命保険から給付金がもらえるまでは支払いが大変でしたが、
支給後は、お金の心配はありませんでした。
わたしが受けているホルモン治療は年間約5.5万円かかります。
(検査・診察代含みます)
何もなければあと残り3年と少し続ける予定です。
がん保険に入っていて感じたこと
たまに、生命保険は必要ないっていう人を見かけますが、
わたしの場合は生命保険、特にがん保険に加入していて本当に良かったです。
ガンの告知後、まず次々に行う検査にお金がかかりました。
上でも書きましたが、わたしの場合、最初の診察から入院までの約1ケ月の間に9万円以上支払っています。
PET検査は3割負担で3万円以上、MRI検査、CT検査も、それぞれ8千円から一万円近くかかったので、この先がすごく不安でした。
病理結果がでて、保険会社に給付金の請求をしてから入金されるまで、約3日ほどだったと思います。すごくスピードが速くておどろきました。
がん保険は、ガンと診断されたら一時金が給付されたり、その後の保険料は支払わなくてよくなるものがあります。
各保険会社で違いがあるかもしれませんが、わたしのまわりでがんと診断された人や、そのご家族はがん保険に入っててよかったって言われる人が多いです。
わたしもガンになってから、友達にがん保険を勧めたし、娘も加入しました。
人それぞれだとは思いますが、
もしもの時のために加入していると安心だと思います。
結果的に、給付金によって治療費は十分にカバーできました。
わたしの乳がんの治療費 まとめ
結論:総額約34万円、保険給付金129万円で自己負担はほぼありませんでした。
おかげで、治療費の心配は今のところはありません。
この先、乳がんが再発した時や、乳房再建手術のために、手を付けずにとっています。
わたしが乳がんになった時、どんな治療をするのか、いったい乳がんの費用がいくらかかるのか、すごく心配でした。
一言で「乳がん」といっても、人によって状況はさまざまです。
抗がん剤・放射線治療の有無で医療費の負担が大きく変わるのではないでしょうか。
不安な気持ちの中で、費用のことまで考えるのは本当に大変だと思います。
わたし自身、当時は「いくらかかるのか分からない」という状態が一番つらかったです。
だからこそ、これから治療を受ける方には、
あらかじめ大まかな費用の目安を知っておくだけでも、気持ちの負担は少し軽くなるのではないかと思います。
また、加入している医療保険の内容を事前に確認しておくことで、
いざという時に慌てずに済むこともあります。
今回の内容はあくまで私の一例ですが、
少しでも参考になれば嬉しいです。
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